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概要

ようこそ

なぜこのコースが必要なのか?

シティの文化と価値観は、ビジネスをどのように行うのかを決定づける核心です。リスクに強く、管理された環境が、シティの卓越した文化を実現する鍵となります。

この基礎コースは、シティにおける企業のリスク管理トレーニングプログラム(ERMTP)の一環です。ERMTPは、自社のリスクと管理に関する責任について理解する一連のコースです。

なぜ今なのか?

シティには、リスク管理において標準的なフレームワークがあります。シティにおけるERMフレームワークサポート機能の一環として、私たちは従業員が日常的なリスクおよび管理に関する責任を果たすための知識とトレーニングを提供することに尽力しています。

なぜこれが私たちに必要なのか?

  • シティでは、リスク管理は全従業員が担う責務です。私たち全員がリスク管理者です。
  • シティの事業にリスクはつきものであり、回避することができません。全員が警戒を怠ることなく、一貫性を保ち、説明責任を果たしてリスクを管理する必要があります。
  • 企業のリスク管理フレームワーク(ERMF)は、シティのリスク管理の基準となるものです。
  • 全従業員が、リスクや懸念事項をエスカレーションする責任を負っており、シティは、報復を恐れずにその責任を果たすことができる環境を提供しています。

リスクを管理すること、自分の行動に一切の責任を持つこと、そして日々発生するリスクの特定や管理においてシティをサポートすることに関する役割を理解することは、あなたの責任なのです。

コースの目的

このトレーニングを完了すると、以下のことができるようになります。

  • エンドユーザーコンピューティング(EUC)またはITを活用したスマートソリューション(ITeSS)決定ツリーを使用して、EUCかITeSSかを識別する
  • 新しいEUCを避けるため、ITeSSなどの代替技術ソリューションを検討する
  • EUCを特定し、EUCが発見された場合にとるべき適切な行動を明らかにする

コースの操作に関するヒント

このコースは5つのトピックに分かれており、コースの最後に評価テストがあります。

各トピックの最後にある「ホーム」ボタンをクリックすると、「ホーム」ページに移動します。

「メニュー」ボタンをクリックすると、各トピックにアクセスできます。

「リソース」ボタンをクリックすると、役に立つリンクのリストが表示されます。

「言語を切り替える」ボタンを使うと、異なる言語に切り替えることができます。

「閉じる」ボタンをクリックすると、トレーニングセッションが終了し、コースウィンドウが閉じます。

次のトピック

次のトピックでは、EUCとITeSSの概要を紹介するとともに、EUC&ITeSSの決定ツリーについて概説し、EUCまたはITeSSを使用している際に、それを識別する方法を説明していきます。

エンドユーザーコンピューティングとITを活用したスマートソリューション

エンドユーザーコンピューティング(EUC)とは?


シティのスタッフは、通常の業務プロセスを行うために、しばしばアプリケーションやツールを使用する必要があります。これらのツールは、エンドユーザーが作成したものか、もしくは情報技術(IT)部門が開発し管理するものかのいずれかです。

エンドユーザーコンピューティング(EUC)は、業務で要する時間枠内にITソリューションを強化できない場合、または代替技術ソリューションが入手不可能な場合に作成されることがあります。EUCはエンドユーザーコンピューティングポリシー(EUCP)およびエンドユーザーコンピューティング基準(EUCS)の要件に準拠していなければなりません。

EUCは、シティソリューションデリバリーライフサイクル(CSDLC)などの承認されたソフトウェア開発管理フレームワーク外で、エンドユーザーによって開発されるものです。

EUCは、業務プロセスをサポートするうえで効率的なツールである場合があります。しかし、リスクエクスポージャーが効果的に軽減されるよう、EUCは、開発、実装、使用される過程で適切に管理されなければなりません。

EUCに伴うリスク

EUCに伴うリスクにはどのようなものがあるか?

EUCは、正式なアプリケーションと異なり、一元化されたテクノロジーグループによって管理されていないため、EUCの使用によってシティの環境にリスクが生じます。

各々のタブを選択し、EUCの使用に伴うリスク、EUCのリスクのレベル、EUCへの依存度を軽減する方法をチェックしてください。

EUCの使用に伴うリスク
リスクのレベル
EUCへの依存度を軽減する

EUCの使用に伴うリスク

EUCは次のような業務プロセスに使用されます。

  • 企業に、重大な報告上の影響を及ぼす
  • 財務データをシティのシステムにアップロードするのをサポートする
  • 評価ユニットのマネージャーのコントロール評価(MCA)に含まれる重要な業務プロセスをサポートする

EUCは、通常エンドユーザーが開発、使用、管理するものであるため、そこには以下を含む(これらに限定されない)、不適切な管理から発生する多くの固有リスクがあります。

  • データの完全性の問題
  • 不正アクセス
  • 可用性の喪失
  • 承認または意図されていない変更

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リスクのレベル

EUCの使用に伴う固有リスクは、EUCの識別、登録、リスク評価が行われた後でしか緩和できません。EUCのリスクのレベルは、「重大」、「高」、「中」、「低」の4つに分類できます。

以下のトピックの中で、リスクのレベルと、EUCの作成の必要性を評価する手法、およびEUCのリスク軽減の方法について詳しくみていきます:EUCの回避およびリスク軽減

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EUCへの依存度を軽減する

適切な場合に、承認されたリスク軽減手法を通してEUCの使用を減らすことを目標に、EUCは、ビジネスニーズに対する暫定的ソリューションと見なされなければなりません。

リスク軽減手法のひとつは、EUCの代わりにITを活用したスマートソリューション(ITeSS)を使用することです。

ITを活用したスマートソリューションとはどのようなものか?


ITを活用したスマートソリューション(ITeSS)は、承認されたITeSS プラットフォーム上で開発され、ITeSS基準に準拠したものです。ITeSSのプラットフォームで承認されたソリューションは、EUC作成に伴う固有リスクを軽減します。

業務&部門ITに連絡し、承認されているITeSSプラットフォームのリストを確認してください。

ITeSSなど代替ソリューションの使用を検討しなければならない理由とは?
ITeSSは、シティグループソリューションインベントリ (CSI) に登録されたプラットフォーム上で開発されているのでコントロールレベルが高いため、EUCよりリスクが低い代替ソリューションとなります。EUCなどエンドユーザーが開発したツールに伴うあらゆるリスクは、ITeSSの開発サイクルの過程で軽減されます。

さらにITeSSは、EUCの作成の代替となり、既存のEUCへの依存度を軽減するための3つのリスク軽減手法の一つとなっています。次のトピックで他の2つの手法を説明します:EUCの回避およびリスク軽減

ツールがEUCかITeSSかを識別する


EUCおよびITeSSの決定ツリーは、ツールがEUCかITeSSであるかどうかを決定するために使用する一連の質問と基準です。

この決定ツリーを使用するメリットは以下のとおりです。

  • 判断するための質問と基準が視覚的に表示されている
  • 容易に理解でき、流れに従いながら判断し決定できる
  • 現在使用されているツールを識別できる

決定ツリーを使用してグループにあるすべてのツールをレビューし、EUCまたはITeSSが使用されているかどうかを明らかにし、未登録のEUCがあればEUCインベントリツールに登録します。

次のことを覚えておいてください...
EUCはシティにリスクをもたらしかねないため、常に使用する業務用ツールまたはアプリケーションに注意を払い、それらを定期的にレビューすることが重要です。

EUC&ITeSS決定ツリーについての質問

次の質問は、ツールがEUCかITeSSかどうかを認識するうえで役立ちます。

次の質問はEUCとITeSSの機能を認識するうえで役立つので、エンドユーザーが開発したツールを評価する際は、常にこれらの質問に従うことを忘れないようにしてください。

EUCおよびITeSSの決定ツリーのコピーをダウンロードしたい場合は、こちらを選択してください。これは、決定ツリーのプロセスを理解するうえで役立つでしょう。このコピーは、後で完了しなければならない確認テストと評価用質問の一部にも役立つでしょう。

各々の項目を選択して質問をチェックし、EUCとITeSSのさまざまな特性を詳しく見てください。

 

A – このツールは、一回限りか、特定目的だけに使用されるものか(すなわち、ツールは定期的に再使用、再生または再構築されない)?

以下のいずれかの場合、このツールは、一回限りか、特定目的だけに使用されます。

  • 一回限りで使用されたか、特定目的でリクエストされた場合(すなわち、定期的、または反復的な業務プロセスのサポートには使用されない)。
  • 毎日、毎月、毎年など、一定の頻度で再使用されない場合。
  • ツールを定期的または反復的に再使用、再生または再構築するために、テンプレートや以前のバージョンを使用したりロジックを再使用したりしない場合。

注:

業務または部門のプロセスをサポートするために反復的に作成されるツールは一回限り、または特定目的とは見なされません(個別取引のために作成されるスプレッドシートなど)。

決定

はいの場合、ツールはEUCまたはITeSSではありません。

いいえの場合、質問Bに進みます。

B – このツールにはロジックが含まれるか?

以下はロジックの例ですが、これらに限定されません。

  • 計算式、関数、マクロなどのコンピュテーションや計算
  • 「if-then」関数などの条件に基づくプロセス
  • クエリ、ピボット、図表などの情報選択基準
  • VBA、R、Python、Java、SQLなどのプログラミングコード

注:

フィルタだけで他のロジックが含まれないツールはEUCではありません。

決定

はいの場合、質問Cに進みます。

いいえの場合、ツールはEUCまたはITeSSではありません。

C – このツールは企業にとって、規制、管理、財務またはリスクの報告上、重大な影響があるか?

以下は重大な報告上の影響の例ですが、これらに限定されません。

  • グローバル規制および管理報告ポリシーに基づき、監督規制当局に提出される報告書
  • グローバル規制および管理報告ポリシーに基づき、シティ上級管理職(エグゼクティブマネジメントチーム(「EMT」)-1以上)が使用する報告書
  • 取締役会レベルまたは重要な法人レベルの報告書
  • シティガバナンスポリシーに基づく正式なガバナンス委員会の報告書
  • BCBS 239の主要な報告書
  • 顧客、投資家、取引先企業に提示される報告書

注:

重大性は、業務および部門プロセスオーナーまたは事業内リスク&コントロール委員会により決定されます。

決定

はいの場合、質問Fに進みます。

いいえの場合、質問Dに進みます。

D – このツールは、シティデータガバナンスポリシーの規定に基づき、報告システムまたは承認済み再配信者に財務データをアップロードするのをサポートするか?

決定

はいの場合、質問Fに進みます。

いいえの場合、質問Eに進みます。

E – このツールは、アクティビティをサポートする、または関連する固有リスクレベルが1~3である評価ユニットのMCAでコントロールするか?

業務プロセス/アクティビティをサポートしない、または固有リスク1~3の評価ユニットのMCAでコントロールしないツールは、EUCの定義を満たすものと見なされません。

決定

はいの場合、質問Fに進みます。

いいえの場合、ツールはEUCまたはITeSSではありません。

F – このツールの開発、実装、メンテナンスは、シティソリューションデリバリーライフサイクル基準(CSDLC)に準拠しているか?

業務および部門のHEAP(エンタープライズおよびアーキテクチャ計画策定責任者)とCIO(最高情報責任者)は、コアITシステムなどCSDLCのようなコントロールに準拠して開発、実装、メンテナンスされるツールを分類するために特別な条件を指定している場合があります。

決定

はいの場合、ツールは、コアITシステムであり、CSDLCに基づき開発、実装および/またはメンテナンスされているので、ITeSSやEUCではありません。

いいえの場合、質問Gに進みます。

G – このツールは、承認されたITeSS プラットフォーム上に実装され、ITを活用したスマートソリューション(ITeSS)基準に準拠しているか?

ITeSSプラットフォームは、ITeSSユースケースの作成、テスト、メンテナンス、実行のためにシティが承認したソフトウェアを使用して開発されたアプリケーションまたはシステムです。ITeSSプラットフォームはシティシステムインベントリ(CSI)に登録する必要があり、シティ IT部門が所有、管理します。

決定

はいの場合、ツールはITeSSです。

いいえの場合、ツールはEUCです。

確認テスト

IT部門が提供するアプリケーションは、すぐに利用できないか、特定の業務プロセスのニーズに適切ではありません。

多岐にわたる情報源から取得したデータの照合や統合のために、計算式やマクロを使用してカスタマイズされたスプレッドシートのツールを作成すると、各業務プロセスサイクルでの財務報告プロセスを大幅に合理化できます。

しかし、このスプレッドシートのツールは、CSDLCなどIT部門が承認した開発ステップを踏んでいないため、ITセキュリティの基準を満たしていません。

EUCおよびITeSSの決定ツリーを使用した場合、このツールはEUCである可能性がありますか?

正解を選択してから「送信」を選択してください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

次のトピック

次のトピックでは、EUCの回避およびリスク軽減について詳しくみていきます。

EUCの回避およびリスク軽減

EUCの事前作成および識別

シティのスタッフは、EUCを作成する前にEUCのリスクエクスポージャーを軽減し、会社全体でEUCへの依存度を制限するための、次のような初期ステップを検討しなければなりません。

  • すべての未登録EUCを識別する
  • 新しいEUCを作成する前に代替技術ソリューションを評価し、必ず適切な事前作成のデューディリジェンスを行う

各タブを選択し、EUC作成を回避するプロセスに含まれる両方のステップを詳しく見てください。

EUCの識別
EUCの事前作成

EUCの事前作成

すべてのシティのスタッフは、新しいEUCを作成する前に、レビューと承認のために、EUCアカウンタブルビジネスオーナー(ABO)にEUC作成リクエストを提出しなければなりません。

EUCアカウンタブルビジネスオーナー(ABO)には、権限範囲にあるすべてのEUCがEUC基準を満たしていることに対する説明責任があります。スタッフは業務および部門ITに連絡し、新しいEUCのニーズを、代替技術ソリューションを使用すること、またはビジネス要件を満たすうえで必要な時間枠内でコアITシステムを強化することで、満たすことができるかどうかを評価しなければなりません。

「次へ」ボタンを押してください

EUCの識別

すべてのシティのスタッフが、担当する業務プロセスにあるすべてのEUCを識別しなければなりません。

EUC ABOは、すべてのEUCを識別するために、少なくとも年一回、業務プロセスで使用されるすべてのツールがEUC&ITeSSの決定ツリーを使用してレビューされていることを確認しなければなりません。

EUCの登録およびリスク評価

すべてのシティのスタッフは、担当する業務プロセス内で識別されたすべてのEUCを、EUCインベントリツールで登録し、リスクのレベルを判断しなければなりません。

EUC ABOは、EUCが業務プロセスで使用できるようになる前に、EUCの登録とリスク評価をレビューし承認します。

確認テスト

担当する業務プロセスでEUCが使用されている可能性が疑われる場合、とるべき適切な行動はどれですか?

該当するものすべてを選択してから、「送信」をクリックしてください。

EUCのリスクのレベル

EUCのリスクのレベルは「重大」、「高」、「中」、「低」の4つに分類できます。

各項目を選択し、4つのリスクのレベルと、リスクのレベルを高める可能性がある変更について学んでください。

 

重大

  • シティグループおよび/またはCBNA BCBS 239の報告書における直接的なデータ入力、データ修正、または報告書の作成に関与する
  • オペレーティングファクトマネージャー(OFM)で特定される、データオペレーティングモデル(DOM)の優先ユースケースをサポートする

  • 他の規制または管理関連報告書における直接的なデータ入力、データ修正、または報告書の作成に関与する(報告書に使用されるデータ生成など)
  • モデルリスクマネジメントシステムで「高」リスクとして登録されているモデル
  • 重要なフランチャイズまたはデータブリッジ(169911) CSIアプリケーションのデータソースとして使用される
  • 「個人の特定が可能な機密情報(PII)」、「機密性が高いPII」または「制限」として分類されたデータを含む
  • 不遵守、SLA違反、エラーがAMLその他のコンプライアンス基準を満たさない可能性がある場合の監視活動に従うために使用される
  • EUCが修正を算出した場合

  • 報告書のアウトプットの分析に関与する(報告書の作成前または作成後における差異分析など)
  • モデルリスクマネジメントシステムで「中」リスクとして登録されている
  • 「社内PII」または「機密」として分類されたデータを含む
  • MCA基準で定義される主要な業務プロセスの実施にとって重要な機能を実行するために使用される

  • モデルリスクマネジメントシステムで「低」リスクまたは「重大でない」として登録されている
  • 重要なフランチャイズCSIアプリケーション以外のデータソースとして使用される
  • 「公開」または「社内」として分類されているデータが含まれる

EUCのコントロールおよび制限


EUCを識別したら、次のことを忘れないようにしてください。

  1. EUCインベントリツールでEUCを登録してリスクを評価する
  2. 適切なコントロールを実装し、EUC使用過程でのリスクエクスポージャーを軽減する
  3. EUCへの依存度を低くするためにリスク軽減計画を策定する

いくつかのシナリオを見ながら、EUCのリスク軽減手法をさらに詳しく見てみましょう。

次のシナリオでは、リスクベースの問題を解決するために規定すべき軽減手法がどれかを判断する必要があります。

EUCのリスク軽減手法

常にEUCのリスク軽減が目標となりますが、会社は、最終的に可能な限り「重大」および「高」リスクのEUCを排除し、EUCへの依存度を軽減することを目指しています。

ここでは、EUCへの依存度を軽減するためにEUC基準が定めた3つのリスク軽減手法について説明します。

3つの丸い画像を選択し、各手法の定義を確認してください。

事業再編/​プロセスリエンジニアリング
 

事業再編/プロセスリエンジニアリングは、売却など事業の変更または修正です。

これは、以下を含むがこれらに限定されない方法によりもたらされる業務プロセスの変更または修正でもあります。

  • 事業変革
  • 組織再編
  • プロセスの簡素化
  • プロセスの最適化

プロセスリエンジニアリングの結果、プロセス全体が大きく変わり、EUCが排除されます。

コアITシステムへの移行/​コアITシステムの強化
 

ITシステムまたはアプリケーションが企業または業務および部門ITにより管理され、アプリケーションがシティソリューションデリバリーライフサイクル基準(CSDLC)および、その他の適用されるすべてのシティITポリシーに準拠すれば、EUCはコアITへの移行/​その強化を通して排除されます。

CSDLCは「リソース」セクションでアクセスできます。

ITを活用したスマートソリューション(ITeSS)
 

ITeSSユースケースは、業務および部門ITが管理する承認されたITeSSプラットフォーム上に構築されます。ITeSSユースケースのオーナーがユースケースを構築しますが、それらはITeSS基準に準拠したもので、ITeSSプラットフォーム上で展開する前に業務および部門ITから承認を取得しなければなりません。

ITeSSは、「重大」、「高」、「中」リスクのEUCを別のものに置き換えるための3つのリスク軽減手法のひとつです。

確認テスト 1

EUCオーナーは、担当する業務プロセスの重要な作業をサポートするために、複数のEUCを管理しています。

部門のEUCアカウンタブルビジネスオーナーは、EUCオーナーに、EUCへの依存度を軽減するために、業務&部門ITチームに相談して部門で使用する代替ソリューションを評価するよう助言しました。

業務&部門IT チームが部門にあるEUCを見直したところ、特定の業務プロセス要件をサポートするために、既存のコアITシステムを妥当な時間内に強化できることがわかりました。

このケースで説明されているのは、どのタイプのリスク軽減手法ですか?

正解を選択してから「送信」を選択してください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

確認テスト 2

シティのスタッフは、銀行規制当局に提出する報告書においてデータを統合するためにEUCを使用しています。規制当局からの要件に変更があったため、報告書の構成および提出方法を修正する必要があります。

コアITシステムの強化には時間がかかり、特定の業務要件を満たすことができません。

業務および部門ITはこのスタッフに、承認されたITeSSプラットフォーム上で構築された代替技術ソリューションを提供しました。これは手作業のプロセスを自動化するもので、その結果、EUCは不要になりました。

このケースで説明されているのは、どのタイプのリスク軽減手法ですか?

正解を選択してから「送信」を選択してください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

次のトピック

次のトピックは、評価テストを受ける前のコースの要約です。

まとめ

EUCとITeSS基準コースのまとめ


このコースでは、以下のことを学びました。

  • EUCのようなエンドユーザーが開発したアプリケーションやツールの不適切な管理は、シティの業務に固有リスクをもたらします。

  • 決定ツリーを使用すると、エンドユーザーが開発したツールであるEUCおよびITeSSを、一貫性がある形で認識、検証できるようになります。

  • シティのスタッフは、新しいEUCを作成する前に、代替技術ソリューションが利用可能かどうかを確認しなければなりません。

  • すべての未登録EUCを識別し、それらを登録し、それらのリスクのレベルを判断します。

  • 会社の最終目標は「重大」および「高」リスクのEUCの排除ですが、社内におけるEUCへの依存度を軽減するために3つのリスク軽減手法があります。

  • EUCを識別するには、EUCインベントリツールでの登録およびリスク評価、EUC使用過程でのリスクエクスポージャーを低減するためのコントロールの実装、そしてEUCのリスク軽減計画の策定が必要になります。

次のトピック

次のトピックでは短い評価テストを行い、内容の理解度をチェックします。

評価

この文章が説明しているのは、次の選択のどちらですか?

これは、ツールがEUCまたはITeSSであるかどうかを決定するために使用する一連の質問と基準です。

最適な回答を選択し、「送信」をクリックしてください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

決定ツリーでは、どれをエンドユーザーコンピューティング、またはITを活用したスマートソリューションの正しい定義をサポートする基準としていますか?

該当するものすべてを選択してから、「送信」をクリックしてください。

EUCのリスクエクスポージャーを軽減し、会社全体におけるEUCへの依存度を制限するための初期ステップとは何ですか?

該当するものすべてを選択してから、「送信」をクリックしてください。

次のうち、EUCなどエンドユーザーが開発したツールがもたらす固有リスクの例はどれですか?

該当するものすべてを選択してから、「送信」をクリックしてください。

新しいEUCを作成する前に、すべてのシティのスタッフがしなければならないことは何ですか?

最も正しいと思う答えを選択してから「送信」を選択してください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

担当する業務プロセスをサポートするために使用しているツールがEUCであることが判明したら、まず行わねばならないことは何ですか?

最も正しいと思う答えを選択してから「送信」を選択してください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

EUCへの依存度を軽減するためにEUC基準が定めたリスク軽減手法とは何ですか?

該当するものすべてを選択してから、「送信」をクリックしてください。

ITeSSはEUCと異なり、エンドユーザーが開発したツールがシティにもたらすリスク軽減へ向けた道筋を可能にするものです。

次の文章で、この他にITeSSに該当するものはどれですか?

最も正しいと思う答えを選択してから「送信」を選択してください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

シティグループおよび/またはCBNA BCBS 239の報告書における直接的なデータ入力、データ修正、もしくは報告書の作成に関与するEUCのリスクのレベルの分類はどれですか?

最も正しいと思う答えを選択してから「送信」を選択してください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

次のうち、ITeSSを正確に説明している文章はどれですか?

最も正しいと思う答えを選択してから「送信」を選択してください。

「スペース」キーは、キーボードでラジオオプションを選択する場合にのみ使用してください。「入力」キーは、十分にサポートされていません。ラジオオプションを選択するために「入力」キーを使用した場合は、「スペース」キーを使用して再開できるよう「エスケープ」キーを使用してください。

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エンドユーザーコンピューティング(EUC)とITを活用したスマートソリューション(ITeSS)基準の概要

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エンドユーザーコンピューティングとITを活用したスマートソリューション
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